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みくのひとりごと

その2 山陽須磨駅

 今年から神戸エリアの更新に向けて各地をブラブラしてる。

 須磨ビーチに行ったり、山陽電車に乗ったりしている人は、JR須磨駅北口の道を進んだ突き当たりが山陽の駅やとわかると思う。あるYahooニュースで駅がどこかわからへんとあったのでどこかと思えば山陽の須磨駅だそう。確かにパッと見たらどこに駅があるのかなと一瞬思う。先入観なしに見ると確かに駅があることすらわからん。

 山陽電車の駅は民家に毛が生えた程度の典型的な田舎の駅が多い。田舎ならぽつんと1軒だけなので駅だとわかる。須磨駅もよく見ると普通の商店みたいな造りで、両隣に商店が建ち並んでいるから、商店群の中に溶け込んでいる。そりゃぁ初見ではわからへんよなぁ。

 あたりまえにそこに駅があると思うのは地理的にそこに駅があると言う先入観があるから。人間の感覚は必要な物を選択してみたり聞いたりするから、現地で迷うことなく到着する…が、事前情報がなければ紛らわしい場合はわからなくなる。

 よく補聴器つけてる高齢者が補聴器から雑音が漏れ出てることがあるけど、人間に耳って雑音の中から聞きたい音を拾い上げてると思う。だから、事前情報がなければ、人の話す内容も聞こえなかったりする。ただの雑音とかね。この問題を解決するにはAIにパターンを覚え込ませるとか。

 一見単純に見えて人間の体って結構複雑なんやね。それを機械で代替しようとしても、結局手間がかかる。どうしても手作業でやってしまう。

 あたりまえをあたりまえと考えると、問題が起きた時にわけがわからなくなる。

 物事の手順や構造を考えながら行動することが大切なんだなと思う。

 

山陽須磨駅

2号線沿い